こんにちは。46歳・美容師歴25年の現役美容師、TIHIROです。
マッチングアプリを始めると、最初に悩みやすいのがプロフィール写真です。
「写真写りが悪い」
「どんな服を着ればいいか分からない」
「自撮りでもいいのか」
「少しでも若く見える写真を使った方がいいのか」
40代になると、写真を撮る機会そのものが少なくなり、
「今の自分をどう撮れば自然に見えるのか分からない」
という人もいると思います。
私が美容師として40代男性のお客様を近い距離で見ていて感じるのは、顔立ちそのものより、
・髪が整っている
・ヒゲの剃り残しが目立たない
・眉毛が伸びっぱなしではない
・顔が強くテカっていない
・服のサイズが合っている
・首元がくたびれていない
といった、手入れされている状態がその人の印象に大きく関わるということです。
プロフィール写真でも考え方は同じです。
ただし、身だしなみだけ整えればよいわけではありません。
写真では、
・光
・カメラとの距離
・背景
・表情
・服装
・加工の強さ
によっても見え方が変わります。
この記事では、40代男性がマッチングアプリ用の写真を撮るときに、
「実物と大きく違わないのに、今の自分がきちんと伝わる写真」
を作るためのポイントを紹介します。
最初に整えたいのは写真より本人の状態
プロフィール写真を変えようと思うと、
「撮影場所はどこがいいのか」
「どのカメラアプリを使えばいいのか」
と考えがちです。
ですが私は、まず撮影される本人の状態を確認した方がよいと思っています。
背景がおしゃれでも、
・寝ぐせがある
・ヒゲの剃り残しがある
・Tシャツの首元が大きく伸びている
・顔が強くテカっている
という状態では、そちらの方が気になります。
反対に、特別な撮影場所や高価な服がなくても、身だしなみを整え、明るい場所で自然に撮れていれば十分写真として成立します。
最初に「盛る」ことを考えるより、
目につく違和感を減らす
ところから始める方が簡単です。
撮影前に見る顔まわりは5か所
写真を撮る日は、私は次の5か所を確認します。
髪
・寝ぐせがない
・サイドが大きく膨らんでいない
・襟足が伸びすぎていない
・前髪が目へかかりすぎていない
撮影だからといって、ワックスを大量につける必要はありません。
普段の髪型を少し丁寧に整えるくらいで十分です。
ヒゲ
剃る場合は、
・鼻下
・口角
・アゴ
・アゴ下
・首
まで確認します。
正面だけでは首やアゴ下の剃り残しを見落としやすいため、横からも鏡を見ます。
ヒゲを残している人は、全部剃る必要はありません。
長さをそろえ、残す部分と頬や首との境目を整えます。
眉毛
眉毛は細く作り込む必要はありません。
・長い毛が飛び出していない
・眉間の毛が目立ちすぎていない
・眉尻が大きく乱れていない
程度を確認します。
肌
撮影直前に顔が強くテカっている場合は、ティッシュなどで軽く押さえます。
反対に、頬や口元が粉を吹いている場合は、普段使っている保湿剤などで整えます。
鼻毛・耳毛
普段は気にならなくても、写真では意外と細かいところまで写る場合があります。
撮影前に鏡で確認します。
顔まわり全体については、別の記事で詳しく紹介しています。

服は「新しいか」よりサイズと状態を見る
プロフィール写真だからといって、撮影用の服を一式買う必要はありません。
まず手持ちの服を確認してください。
私なら、
・首元が伸びていない
・大きなシワがない
・サイズが極端に大きくない
・体へ張り付きすぎていない
・色あせや毛玉が目立たない
ものを選びます。
服装に迷う場合は、
・白
・ネイビー
・グレー
・黒
・ベージュ
など、合わせやすい色を中心にすると選びやすくなります。
たとえば、
白や淡い色のシャツ+ネイビー系のパンツ
くらいでも十分です。
重要なのは、
若い人が着ている服をそのまま再現することではなく、今の体型に合っていること
です。
服のサイズや状態については、こちらの記事で詳しくまとめています。

顔の近くから自撮りするより少し距離を取る
スマートフォンを手に持ち、顔のすぐ近くから撮ると、レンズとの距離が短くなります。
すると、顔の中央部分が強く見えるなど、普段人から見られている印象とは少し違って写ることがあります。
可能であれば、
・スマホスタンドを使う
・タイマー撮影を使う
・家族や知人に撮ってもらう
など、少し距離を取って撮影してみてください。
私は、
顔から上半身くらいまで入る距離
から始めるのが分かりやすいと思います。
顔だけを画面いっぱいにするより、服装や姿勢も少し分かる方が、その人全体の雰囲気を伝えやすくなります。
カメラの高さはまず目線付近から試す
撮影位置も大切です。
極端に上から撮ると、実際の顔とは違う見え方になりやすくなります。
逆に下から撮ると、アゴや鼻が強調される場合があります。
最初は、
カメラを目線付近の高さ
へ置いて撮ります。
そこから少しだけ高さを変えて、
「どこが一番自然に見えるか」
を比較します。
体は真正面だけでなく、少し斜めにして撮る方法もあります。
アゴを強く引く必要はありません。
背筋を軽く伸ばし、顔をカメラへ向ける程度で十分です。
1枚だけ撮らず、何枚か比較する
写真に慣れていない人ほど、
「1枚撮ってダメだった」
となりやすいです。
ですが、表情やまばたき、姿勢は一瞬で変わります。
私は最初から1枚に決めるより、
同じ場所で何枚か撮って比較する
方が選びやすいと思っています。
表情を少し変える。
体の角度を変える。
カメラの高さを少し変える。
この程度でも違いが出ます。
大切なのは大量に撮ることではなく、
同じ条件で数パターン比較すること
です。
光は「明るさ」より顔全体の見え方を見る
写真の印象を大きく変えるのが光です。
暗い部屋で天井照明だけを使うと、
・目の下
・鼻の下
・口まわり
へ影ができる場合があります。
特に青ヒゲや目元が気になる人は、影によって実際より口まわりが暗く見えることがあります。
撮りやすいのは、日中の窓付近です。
窓を真正面または斜め前にして、顔へ光が当たる位置を探します。
ただし、強い直射日光が顔へ直接当たると、片側だけ明るくなったり、目を細めたりすることがあります。
「とにかく明るい場所」ではなく、
顔全体が自然に見える場所
を選びます。
背景は豪華にするより余計なものを減らす
プロフィール写真で高級ホテルや観光地へ行く必要はありません。
重要なのは、本人より背景が目立たないことです。
自宅で撮るなら、
・無地の壁
・整理された部屋
・窓付近
などでも撮れます。
避けたいのは、
・洗濯物
・散らかった机
・布団
・ゴミ箱
・大量の生活用品
などが目立って写る状態です。
屋外なら、
・公園
・落ち着いた街並み
・明るい屋外スペース
などでも構いません。
本人が見やすく、背景がうるさくない場所を選びます。
表情は無理に大笑いしなくてもいい
普段写真を撮らない人が、
「笑ってください」
と言われると、不自然な表情になることがあります。
無理に満面の笑顔を作る必要はありません。
最初は、
・眉間へ力を入れない
・目線をカメラへ向ける
・口角を少し上げる
程度から試します。
誰かに撮ってもらえる場合は、会話をしながら自然に笑った瞬間を撮ってもらう方法もあります。
私が避けたいのは、
本人は普通の顔をしているつもりなのに、写真では怒っているように見える状態
です。
真顔の写真だけではなく、少し表情の違う写真も撮って比較してください。
加工は「実際に会ったときに違和感がない範囲」
プロフィール写真では加工のしすぎにも注意します。
写真の明るさや傾きを軽く調整する程度なら、見やすくするための編集として使えます。
一方で、
・輪郭を大幅に細くする
・目を大きくする
・肌の質感を完全になくす
・シミやシワをすべて消す
・顔の形を変える
といった加工をすると、実際に会ったときとの差が大きくなります。
プロフィール写真は、
実物と別の人を作るためではなく、今の自分を分かりやすく伝えるためのもの
と考える方が自然です。
BBクリームを使うなら写真のためだけに厚く塗らない
青ヒゲ、クマ、肌の色ムラなどが気になる場合は、BBクリームを使う方法もあります。
私自身は42歳頃から、ほぼ毎朝BBクリームを使っています。
ただ、使い始めた頃は量が多く、顔だけ白く見えたことがあります。
撮影時も同じで、
写真だからといって厚く塗る必要はありません。
私は顔全体へ薄く広げ、必要な場所だけ少量を足す方法を使っています。
BBクリームの詳しい使用感や、私が実際に失敗した色選びについては、別の記事で紹介しています。

メイン写真は本人の顔が分かるものにする
最初に表示される写真で、
・遠すぎて顔が分からない
・サングラスで目が見えない
・マスクをしている
・複数人で写っていて誰か分からない
・横顔しかない
状態だと、本人の雰囲気を判断しにくくなります。
メイン写真は、
顔から上半身程度までが自然に分かる写真
を一枚用意すると分かりやすくなります。
そのあとサブ写真として、
・全身
・趣味
・外出先
・食事
・ペット
などを追加する方法があります。
ただし、写真を公開する前に、
・自宅住所が分かるもの
・勤務先が特定できるもの
・車のナンバー
・他人の顔
・個人情報が書かれたもの
が写り込んでいないか確認してください。
私なら避けるプロフィール写真
絶対に使ってはいけないという意味ではありませんが、私は次のような写真だけでプロフィールを作るのは避けます。
何年も前の写真
現在の見た目との差が大きくなるためです。
証明写真のような真顔だけ
本人確認用ではないため、少し表情の分かる写真も用意します。
洗面所の鏡越し写真だけ
背景に生活用品が写り込みやすくなります。
車内写真だけ
車内では撮影位置が限定されやすく、下からの角度になったり、光が偏ったりします。
帽子やサングラスだけの写真
サブ写真なら構いませんが、それしかないと顔が分かりません。
大幅に加工した写真
現在の本人との違いが大きくなる場合があります。
重要なのは、
少しでも若く見える写真ではなく、現在の本人が自然に分かる写真
です。
自分で撮るのが難しければ第三者に撮ってもらう
自分で撮影すると、
「どの表情が自然なのか分からない」
「どの角度がよいのか判断できない」
ということがあります。
その場合は、
・友人
・家族
・プロフィール撮影を行っているカメラマン
など、第三者に撮ってもらう方法があります。
第三者に頼むメリットは、
自分では気づきにくい表情や姿勢を見てもらえること
です。
プロに依頼する場合は、
・どのような写真を撮っているか
・撮影事例が自分の好みに合うか
・料金に何が含まれるか
・写真データを受け取れるか
・加工がどの程度行われるか
などを確認してください。
プロに撮ってもらえば必ず良い写真になるわけではありません。
撮影前に髪、ヒゲ、服装を整える必要があることは、自分で撮る場合と同じです。
撮影当日はこの8項目だけ確認する
撮影直前は、項目を増やしすぎると面倒になります。
私は最低限、次の8つを確認すればよいと思います。
・寝ぐせがない
・ヒゲの剃り残しが目立たない
・眉毛から長い毛が飛び出していない
・鼻毛や耳毛が目立っていない
・顔が強くテカっていない
・服の首元が伸びていない
・服に大きなシワがない
・背景へ余計なものが写っていない
これを確認してから、
光・距離・表情
を調整します。
高価な服や特別な撮影機材をそろえるより、まずここを確認する方が簡単です。
写真を変えても反応が少ないなら「見た目が悪い」と決めつけない
プロフィール写真を変えても、すぐに反応が増えるとは限りません。
マッチングアプリでは、
・年齢
・居住地域
・プロフィール文
・希望条件
・利用しているサービス
・活動している人の数
・写真
など、複数の要素が関係します。
そのため、
「反応が少ない=自分の見た目が悪い」
と決めつける必要はありません。
写真を改善する場合も、すべてを一度に変更すると何が影響したのか分かりにくくなります。
たとえば、
1.メイン写真を変更する
2.プロフィール文はそのままにする
3.しばらく様子を見る
4.必要なら次の項目を変更する
というように、一つずつ見直す方が変化を確認しやすくなります。
まとめ|実際に会ったときに違和感がない写真を選ぶ
40代男性のプロフィール写真で私が一番大切だと思うのは、
若く見えることではなく、現在の自分が自然に伝わること
です。
撮影前に髪、ヒゲ、眉毛、肌、服を整える。
少し距離を取って撮る。
顔全体が自然に見える光を使う。
背景を整理する。
表情を何パターンか撮る。
加工をやりすぎない。
この順番で十分です。
最初から「完璧な1枚」を撮ろうとしなくても構いません。
まず休日の日中に、
同じ場所・同じ服装で、表情と角度を少し変えた写真を何枚か撮ってください。
その中から、
実際に会ったときも、この写真なら違和感が少ない
と思える一枚をメイン写真の候補にします。
プロフィール写真は、別人へ見せるためのものではありません。
今の自分を、きちんと相手へ伝えるための写真
と考えると選びやすくなります。
あわせて読みたい
40代男性が「清潔感がない」と思われる顔まわりの共通点7つ|ヒゲ・眉毛・肌の整え方
プロフィール撮影前に確認したい髪、ヒゲ、眉毛、肌などをまとめています。
撮影時の服選びに迷う人向けに、サイズ、首元、パンツ、靴などの確認方法を紹介しています。
40代男性がBBクリームを毎日使った本音|42歳から使う美容師が解説
青ヒゲやクマ、肌の色ムラが気になる場合に、私が実際に使っているBBクリームについて紹介しています。
40代男性の青ヒゲ対策は何から始める?脱毛・シェーバー・BBクリームの選び方
プロフィール写真で青ヒゲが気になる人向けに、対策方法の違いを比較しています。
この記事を書いた人
TIHIRO|現役美容師
46歳・美容師歴25年。
美容師として40代男性のお客様を担当するなかで、髪型だけでなく、ヒゲ、眉毛、肌、服装など、顔まわりから全身までの身だしなみを近い距離で見てきました。
自身でもスキンケア、BBクリーム、ヒゲ脱毛などを取り入れながら、現在の自分を無理に変えるのではなく、毎日の手入れで整えられる部分について発信しています。
この記事では、美容師として人を鏡越しに見てきた経験をもとに、40代男性がプロフィール写真を撮るときに確認したい身だしなみと撮影方法をまとめました。

