40代男性の服装は何を変えるべき?清潔感が出る基本ルール

服装・身だしなみ

こんにちは。46歳・美容師歴25年の現役美容師、TIHIROです。

40代になって服装を整えようとすると、

「年齢に合うブランドを探した方がいいのか」

「もっと高い服を買った方がいいのか」

「若く見える服を選んだ方がいいのか」

と考えてしまうことがあります。

ですが、私自身が40代になって意識するようになったのは、ブランドや流行よりも、

サイズ・服の状態・全身のまとまり

です。

美容師としてお客様を担当していると、髪型だけではなく、鏡越しに襟元、肩まわり、シャツやTシャツの状態も自然に目に入ります。

髪型やヒゲが整っていても、

・首元が大きく伸びている
・肩幅が合っていない
・シャツに強いシワがある
・パンツの裾が余っている
・靴の汚れが目立つ

といった部分があると、全体が少しくたびれて見えることがあります。

逆に、特別高価な服でなくても、サイズが合い、傷みが少なく、全身がまとまっていれば、きちんとした印象を作りやすくなります。

この記事では、服選びが苦手な40代男性へ向けて、

新しい服を買う前に何を確認すればよいのか

を、順番に整理します。

40代の服装は新しく買う前に「今ある服」を見る

服装を変えようと思うと、まず買い物へ行きたくなります。

しかし、私は最初にクローゼットの中を確認する方がよいと思っています。

見るのは次のような部分です。

・Tシャツの首元が伸びていないか
・シャツの襟や袖口が黄ばんでいないか
・黒い服が大きく色あせていないか
・毛玉が目立っていないか
・強いシワが残っていないか
・現在の体型にサイズが合っているか
・靴が傷んでいないか

服は「洗ってある=きれいに見える」とは限りません。

洗濯していても、襟が伸びていたり、色あせや毛玉が目立っていたりすると、使い込んだ印象が強くなります。

新しい服を何枚も増やす前に、

今の自分が外出着として着たいと思える状態か

を一枚ずつ確認します。

傷みが大きいものを部屋着へ回したり、着なくなった服を減らしたりするだけでも、毎朝の服選びがかなり簡単になります。

私が40代になって特に見るようになったのはサイズ

私自身、40代になってからは、若い頃よりサイズの見え方を意識するようになりました。

体型は年齢とともに変わります。

以前ちょうどよかった服でも、

「今着ると少し大きい」

「お腹まわりだけ窮屈」

「着丈が長く感じる」

ということがあります。

重要なのは、細い服を着ることではありません。

現在の体型に無理なく合っていることです。

体型を隠そうとして極端に大きい服を選ぶと、肩、袖、着丈まで余り、全身が大きく見えることがあります。

反対に、小さすぎる服では、胸やお腹まわりに強いシワが入りやすくなります。

まずは試着したときに、

「大きすぎないか」

「窮屈すぎないか」

の両方を確認します。

シャツやジャケットは肩を見る

シャツやジャケットを着たとき、最初に確認しやすいのが肩です。

私が見るのは次の部分です。

・肩の縫い目が大きく下へ落ちていないか
・胸やお腹に強い横ジワが入っていないか
・袖が必要以上に長くないか
・背中の生地が大きく余っていないか
・着丈が極端に長くないか

特に肩幅は、上半身全体の見え方に影響します。

もちろん、デザインとしてゆったり作られた服もあります。

オーバーサイズ自体が悪いわけではありません。

ただ、服選びに自信がない状態で「体型を隠せるから」という理由だけで大きなサイズを選ぶと、意図したゆったり感ではなく、単純にサイズが合っていないように見えることがあります。

迷ったときは、まず標準的なサイズから試着する方が判断しやすくなります。

Tシャツは首元を見るだけでも違う

Tシャツはシンプルな分、状態が分かりやすい服です。

私が最初に確認するのは首元です。

・襟が大きく伸びていないか
・波打っていないか
・黄ばみが残っていないか
・首まわりだけ色あせていないか

首元は顔のすぐ下にあります。

美容室でも、鏡を見たときに髪型と一緒に目に入りやすい部分です。

Tシャツ本体に問題がなくても、首元だけ大きく伸びていると、使用感が目立つことがあります。

次に、

・肩幅
・身幅
・着丈
・お腹まわり

を確認します。

お腹を隠すために極端に大きいTシャツを選ぶより、体へ張り付きすぎず、肩と着丈が合うものを選ぶ方が私は使いやすいと感じています。

パンツは「裾」と「腰まわり」を確認する

上半身を整えても、パンツの丈が合っていないと全身のバランスが崩れることがあります。

確認したいのは、

・ベルトを強く締めないと落ちないか
・腰の位置が必要以上に低くなっていないか
・太ももやお尻が窮屈ではないか
・お腹まわりに強いシワが入っていないか
・裾が靴の上へ大量にたまっていないか

です。

特に裾は、購入時に少し直すだけで改善できる部分です。

気に入ったパンツでも丈だけが合わない場合は、サイズ自体を諦める前に裾直しができないか確認しています。

「細いパンツなら清潔感が出る」というわけではありません。

細身でも太めでも、現在の体型と靴に対して丈が合っていることの方が重要です。

色は「3色以内」を目安にすると迷いにくい

服の色合わせが苦手な場合、私は最初から多くの色を使わない方が簡単だと思っています。

目安として使いやすいのが、

全身を3色程度にまとめる

方法です。

これは絶対のルールではありません。

服選びに慣れていない人が、全体をまとめやすくするための目安です。

使いやすいのは、

・白
・黒
・ネイビー
・グレー
・ベージュ
・ブラウン
・落ち着いたカーキ

などです。

たとえば、

白いシャツ
ネイビーのパンツ
黒い靴

であれば、色数が少なくまとまりやすくなります。

また、

グレーのTシャツ
黒いパンツ
白いスニーカー

という組み合わせもシンプルです。

柄物や明るい色を使ってはいけないわけではありません。

ただ、服選びに迷う場合は、まず無地を中心にして、一か所だけ色や柄を入れる方が組み合わせを作りやすくなります。

40代になって私が避けたいと思う服の状態

年齢だけで「この服は禁止」と決める必要はないと思っています。

ただし、現在の自分が着たときに、私は次の状態を避けるようにしています。

首元が大きく伸びている

顔のすぐ近くなので傷みが目立ちます。

黒い服が大きく色あせている

特に肩や襟だけ白っぽくなっていると、使い込んだ印象が強くなります。

サイズだけで体型を隠している

お腹が気になるからとサイズを上げると、肩や袖まで余ることがあります。

昔買った服を「まだ着られる」という理由だけで残している

服自体に問題がなくても、現在の体型や髪型と合わなくなっている場合があります。

私自身も40代になり、

「まだ着られるか」

ではなく、

「今の自分が外出するときに着たいか」

で判断するようになりました。

靴は買い替える前に状態を確認する

服を整えていても、靴の汚れや傷みが強いと足元だけ使用感が目立つことがあります。

確認したいのは、

・表面の汚れ
・靴ひもの黒ずみ
・かかとの大きなすり減り
・靴底のはがれ
・革靴の乾燥やひび割れ

です。

白いスニーカーなら、表面の汚れを拭くだけでも見え方が変わります。

革靴なら、ほこりを落とし、必要に応じて手入れします。

すべての靴を新品にする必要はありません。

「まだ履けるか」だけでなく、

外出用として今の状態で履きたいか

を確認します。

なお、靴や衣類のニオイについては、このページでは詳しく扱いません。

洗っているのに衣類のニオイが気になる場合は、別の記事で原因と対策をまとめています。

服は洗っているのに臭う40代男性へ|清潔感を下げる衣類のニオイ対策
洗濯しているのに服のニオイが気になる40代男性へ。46歳・美容師歴25年の現役美容師が、インナー、汗をかいた服、部屋干し、ジャケット、洗濯機、クローゼットの確認方法を解説します。

買い替えるなら私はこの順番で見る

クローゼットを一度に入れ替える必要はありません。

予算をかけるなら、私は次の順番で確認します。

1.顔の近くにある服

Tシャツやシャツの首元、襟、肩が傷んでいるものから見直します。

2.サイズが合っていないパンツ

丈、ウエスト、太ももが現在の体型に合っているか確認します。

3.傷みの目立つ靴

汚れを落としても状態が戻らない場合は、修理や買い替えを検討します。

4.合わせやすい上着

必要であれば、手持ちの服へ合わせやすいシンプルなジャケット、カーディガン、ブルゾンなどを一枚追加します。

新しい服を増やすことより、

今持っている服の弱い部分を一つずつ入れ替える

方が、無駄な買い物を減らしやすくなります。

服装が苦手なら最初は3パターンだけ作る

毎朝コーディネートを考えるのが苦手なら、最初から何十通りも作る必要はありません。

私は、用途ごとに基本パターンを決めておく方法が分かりやすいと思っています。

休日

無地のTシャツ
黒・ネイビー・グレー系のパンツ
手入れしたスニーカー

少しきちんと見せたい日

無地のシャツ
細すぎないスラックスやきれいめのパンツ
革靴または状態のよいシンプルなスニーカー

食事や初対面の人と会う日

無地のインナー
シンプルなジャケットや羽織り
黒または濃紺系のパンツ
手入れした靴

これは「40代男性はこの格好をしなければならない」という意味ではありません。

服装に迷っている人が、最初の組み合わせを作るための一例です。

自分の仕事、休日の過ごし方、体型に合わせて変えてください。

15分でできるクローゼット点検

服を買いに行く前に、一度これをやってみてください。

クローゼットから、普段よく着ている服を出します。

そして、

・首元
・袖口
・色あせ
・毛玉
・サイズ
・裾
・靴

を順番に確認します。

そのうえで、3つに分けます。

そのまま外出に使う

状態とサイズに問題がない。

手入れして使う

シワ、軽い汚れ、裾などを直せば使える。

外出着から外す

大きな色あせ、傷み、サイズ違いがある。

この作業をすると、

「服が足りない」

と思っていたのに、実際には枚数ではなく、使える服と使わない服が混ざっていただけだったと気づくことがあります。

買い物は、そのあとで十分です。

外出前は正面だけでなく横と後ろを見る

服を着たら、できれば全身鏡で確認します。

見るのは次の部分です。

・首元が伸びていないか
・襟や袖口に目立つ汚れがないか
・肩幅が大きくずれていないか
・お腹まわりが窮屈ではないか
・パンツの裾が余っていないか
・靴に大きな汚れがないか
・服に髪の毛やほこりが付いていないか
・背中や襟が折れていないか

私は美容師なので、お客様を鏡越しに見ることが多くあります。

正面から自分を見るだけでは気づきにくい部分が、横や後ろから見ると分かることがあります。

服装についても同じで、正面だけではなく、可能なら横と後ろも確認すると全身のバランスを判断しやすくなります。

服だけでなく顔まわりとのバランスも見る

40代男性の印象は、服だけで決まるものではありません。

私は美容師として、

・髪型
・ヒゲ
・眉毛
・肌
・服
・靴

を別々ではなく、全体として見るようにしています。

髪型をきれいにしていても、Tシャツの首元が大きく伸びている。

反対に、新しい服を着ていても、ヒゲや髪が整っていない。

どちらも、どこか一部分だけが浮いて見えることがあります。

すべてにお金をかける必要はありません。

まず、

顔に近い髪・ヒゲ・襟元

から確認すると、身だしなみ全体を見直しやすくなります。

顔まわりについては、こちらの記事で詳しくまとめています。

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よくある質問

40代男性はどこで服を買えばよいですか?

特定のブランドでなければならないとは考えていません。

私なら、

・試着できる
・サイズ展開がある
・手持ちの服と合わせやすい
・無理なく買い足せる価格

を優先します。

ブランド名より、実際に着たときのサイズを確認してください。

高い服を買わないと清潔感は出ませんか?

価格だけでは決まりません。

手頃な価格の服でも、サイズが合い、襟や袖が傷んでおらず、全身がまとまっていれば使えます。

反対に、高価でもサイズが合わなかったり、傷んでいたりすれば、価格は見た目には分かりません。

オーバーサイズは40代には向きませんか?

オーバーサイズ自体が悪いわけではありません。

デザインとして意図的にゆったり着る服もあります。

ただし、服選びに自信がない場合は、「体型を隠したい」という理由だけで何サイズも上げず、標準的なサイズと比較してから決める方が分かりやすいと思います。

何色を買えばよいですか?

迷う場合は、白、黒、ネイビー、グレー、ベージュなど、すでに持っている服と合わせやすい色から選ぶと使いやすくなります。

「3色以内」は絶対のルールではなく、色合わせが苦手な人向けの目安として考えてください。

最初に何を買い替えればよいですか?

私はまず、

1.首元や襟が傷んだトップス
2.現在の体型に合わないパンツ
3.傷みが目立つ靴

を確認します。

ただし、買い替える前に、今持っている服を一度整理することをおすすめします。

まとめ|買い物より先にサイズと状態を見る

40代になって服装を整えたいと思ったとき、最初に高価な服を買う必要はありません。

私自身がまず確認するのは、

「今の体型に合っているか」

そして、

「外出着として使いたい状態か」

の2つです。

首元が伸びている。
サイズが合わない。
裾が余っている。
靴が大きく傷んでいる。

こうした部分を見直したあとで、本当に足りない服だけを買い足します。

流行やブランドを考えるのは、そのあとでも遅くありません。

まず今日、よく着ているTシャツかシャツを一枚だけ出して、

首元・肩・着丈

の3か所を鏡で確認してみてください。

そこから始めれば十分です。

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この記事を書いた人

TIHIRO|現役美容師

46歳・美容師歴25年。

美容師として40代男性のお客様を担当するなかで、髪型やヒゲだけでなく、襟元や肩まわりを含めた全身のバランスも見てきました。

自身も40代になり、若い頃と同じ服をそのまま着続けるのではなく、現在の体型に合うサイズ、服の状態、色、靴とのバランスを意識するようになりました。

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